台所、という場所。

きびさんがお昼寝中なので
(珍しく3、4時間も寝てる)、
ひとり、ご飯を食べながら
ぼーっと考えていたことを更新。
私には大好きな大好きな場所がある。
その一つが、前に住んでいた
直島のゲストハウスの台所。
あの台所にさす朝日も、
前の通りを通る人の声も
お鍋からもくもくと上がる湯気も
ふわーと香る珈琲の匂いも、
カチカチと動く掛け時計の音も
本当にいつも心地良くて、
時間がすごくのんびりに感じる。
あの台所で、、、
私は沢山のお客さんと出会ったり
色んなスタッフと朝ご飯を食べたり
夜通しひそひそと話したり
今の旦那さんとも付き合うなんて
思ってなかった時に挨拶を交わした。
ゲストハウスっていうところが
ちょっと特殊だけど、
でもあんな素敵な空間で
料理が作れていたことも、
珈琲を淹れて朝過ごしていたことも
色んな人と出会えたことも、、、
贅沢な時間だったんだなぁと思う。
今もこれから先もずーっと
心に残る美しい思い出でもあり、
いつか開きたいお店のための
目標にしたい空間でもある。
今の我が家の台所は、
大きくないし、食器棚もない。
だけど、
作りながら娘の様子も見れるし
旦那さんと娘が遊んでるのも見える。
その奥には窓があって、
南向きだから明るい陽が差し込む。
だから、
満足してるんだと思う。笑


小さな台所だけど、
ここで料理を作りながら
「あ!あそこで食べた料理はあれが入ってて美味しかったから、これを加えてみよう」
とか
「こうしたらもっと美味しいかも」
とか、
「あ、やばい。もうこうしちゃえ。」
とか。笑

思い出が蘇る場所であり、
想像が膨らむ場所でもあり、
新しいことを難なく
挑戦できる場所でもあるよなぁ。
と、改めて我が家の小さな台所も
今の私にとって大切な場所だと
ふと気付いたお昼間であった。

ちなみに、
上の写真に写っているのは
アメリカから来たお客さんで、
Julieというお婆ちゃん。
彼女ともあの台所で話して、
その時に言ってもらえた言葉は
今でも強烈に覚えてる。

“ follow your dream, follow your mind, Yuki “

落ち込んでも、悩んでも、
思い出すと頑張らなきゃと思える。
そんな言葉と出会えた台所にも感謝。


小さな台所より、、
ここ3日間の晩ごはん記録。
だし巻き玉子
小松菜とえのきとお揚げの炒めもの
友達から大分土産、くろめの味噌汁
(くろめっていう海藻)
ネバネバいか明太丼
ネバネバはたたき山芋とオクラ。
明太子は大分で買った柚子明太。
アボカドと山芋と茗荷のサラダ
実家では茗荷が入らず、
納豆が入っているのが定番メニュー。
ご飯にぶっかけても美味しい!
直島のともちゃんレシピ。
オクラと豚肉と海苔炒め
海苔の佃煮で味付けした炒めもの
海苔の佃煮は直島時代の常連様から
淡路島の海苔の佃煮が届いたので
贅沢な使い方をしてみた。
ゴーヤチャンプルー
キャベツと茗荷と塩昆布のサラダ
ズッキーニと切り干し大根と海苔のピラ辛ナムル
オクラと茄子とお揚げの味噌汁
それに加えて、豚丼。

0コメント

  • 1000 / 1000